今年も確定申告の時期がやってきました。
2022年(令和4年)の確定申告の提出期限は、2022年2月16日(水)〜2022年3月15日(火)です。※新型コロナウイルス感染症の影響によって延長の可能性あり
これまで確定申告といえば、個人事業主や高額所得者などが行うもので一般の会社員・サラリーマンには関係のないものでした。
しかし、各企業の副業解禁の流れを受けた”働き方の多様化”に伴って、本業とは別に収入を得る方も増えてきました。
基本的には、本業以外の収入がある場合は、その所得が20万円を超えると確定申告が必要となってきます。
確定申告は慣れるまで戸惑うことも多く「どの書類を用意すればいいんだろう」「書類の書き方が分からない」「確定申告を作成したけど合っているだろうか」と不安に感じている方は多いでしょう。
そんな方のために行政では確定申告会場にて職員による申告相談などを行っています。
この記事では、確定申告会場に入場するために必要となる整理券をLINE予約で発行する方法を解説していきます。
目次
確定申告会場の入場には整理券が必要
例年、確定申告会場は、申告相談を受ける方などで非常に混雑しています。
しかし、最近は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から”3密”を避けることが重要とされており、確定申告会場も例外ではありません。
そこで2022年(令和4年)の確定申告会場では、混雑緩和を図るために入場整理券が必要となっています。
入場整理券の入手方法
確定申告会場の入場整理券は、次の2つの方法で入手できます。
- 当日に各会場で配布
- 国税庁のLINE公式アカウトから事前に発行
1番目は、確定申告会場に直接行ってから入場整理券を受け取る方法です。
しかし、入場整理券の配布は先着順となっており、混雑状況によっては大幅な待ち時間が生じたり、すでに配布が終了して無駄足になってしまう可能性があります。
そこで確実に確定申告会場に入場するために2番目の「国税庁のLINE公式アカウトから事前に発行」をおすすめします。
国税庁のLINE公式アカウトから事前に発行する方法
ここからは、国税庁のLINE公式アカウトから事前に発行する方法を解説していきます。
手順は、
- 国税庁のLINE公式アカウトを友だち追加する
- 国税庁のLINE公式アカウントのトークから相談を申し込む
です。
1、国税庁のLINE公式アカウトを友だち追加する
まずは、国税庁のLINE公式アカウントを友だち追加する必要があります。
LINEを起動してからホーム画面の検索ボックス(友だち、公式アカウント)に「国税庁」と入力します。
公式アカウントに「国税庁」が表示されるので「追加」をタップします。
これで国税庁の公式アカウントが友だちに追加されました。
2、国税庁のLINE公式アカウントのトークから相談を申し込む
国税庁のLINE公式アカウントのトーク画面を開くと各種メニューが表示されます。
「申告書を作る」「チャットボットに開く」「動画で見る」などのメニューが用意されているので「相談を申し込む」を選択します。
かしこまりました。このまま少々お待ちください。というメッセージが表示されます。
申し込み前の注意事項として「申込は来場希望日の10日前から2日前まで可能です。」という記載があるので問題なければ「申し込む」をタップします。
“まずは都道府県を選択してください。”と表示されるので「選択」をタップします。
お住まいの地域の都道府県を入力してから検索候補をタップします。
※今回は大阪府を選択しています。
続いて”税務署または会場を選択してください。”と表示されるので「選択」をタップします。
先ほど選択した都道府県の税務署一覧が表示されるので、お住まいの地域の管轄となっている税務署を選択しましょう。
“会場を選択してください。”と表示されるので「選択」をタップします。
先ほど選択した税務署の会場が一覧で表示されるので、一番行きやすい会場を選ぶといいでしょう。
“申し込む日程を選択してください。”と表示されるので「日程を選択」をタップします。
希望する日付と時間帯をタップします。
※予約は10日後まで選択可能です。それ以降の日付を選択したい場合は、もう少し待つようにしましょう。
申込内容の確認をしてから内容に間違いなければ申込みボタンをタップしましょう。
最後に
「間違いなく確定申告ができるかどうか不安・・・」
そんなときは、確定申告会場で専門家による確定申告に関する無料相談を受けることが可能です。
ただし、現在は新型コロナウイルス感染症の影響により
- 当日に各会場で配布
- 国税庁のLINE公式アカウトから事前に発行
による入場整理券が必須となっています。
例年、確定申告会場は混雑しており、確定申告の期限に近づくほど予約が取りづらくなると予想できます。
できるだけ早めに予約をして相談を受けに行くことをおすすめします。
この記事の監修者
尾鼻 純
営業で多様なお客様と接する機会も多いですが、税金のことはもちろんのこと、あらゆる人脈を駆使してプライベートも含めたどのような相談にものれるよう心掛けております。これまで様々な困難な税務調査をクリアしてきました。税務署とは社長が納得されるまで徹底的に交渉させていただきます。
※本記事は、芦屋会計事務所 編集部によって企画・執筆を行いました。
※記事の執筆には細心の注意を払っておりますが、誤植等がある場合がございます。なお、執筆時から税法の改正等がある場合がございますので、最新の税法については顧問税理士等にご確認ください。
スポンサーリンク